Fujifilm XF 33mm f/1.4 R LM WR 33mm
リニアモーター駆動のAFと防塵防滴構造により、f/1.4の開放絞りでも正確かつ静粛なピント合わせを実現します。非球面レンズ2枚とEDレンズ3枚を含む15群10枚の光学設計が、画面周辺まで高い解像力と色収差の抑制を両立。最短撮影距離30cm、35mm換算50mmのこのレンズは、ポートレートやストリートスナップで高い描写力を求めるプロフェッショナルに最適です。
概要
30秒まとめ
フジXマウント用の50mm相当単焦点レンズとして、ほぼ文句のつけようがない一本。f/1.4開放からのシャープネスと、98パーセンタイルの爆速AFが最大の魅力だ。価格は約$949からと安くはないが、その光学性能は投資に見合う。動画や軽量システムを重視する人以外には、心からおすすめできる。
メリットとデメリット
長所
- 絞り開放から驚異的なシャープネス 98th
- 高速かつ静粛なリニアモーターAF 86th
- 防塵防滴・耐低温構造で信頼性が高い 83rd
- f/1.4の明るさが生む美しいボケと低照度性能 80th
- フードを付けたままフィルター操作が可能
短所
- 360gと、小型ボディにはやや重く感じる
- 手ブレ補正非搭載で、動画には不向き
- 最短撮影距離30cmと、寄り切れない
- 価格が10万円前後と、標準レンズとしては高価
- 動画撮影時のフォーカスブリージングが目立つ
オーナーの声
ユーザーの声
購入者の評価が時間とともにどう変化したか
独自顧客が実際にレビューを書いた時期に基づいています。発売当初の高評価が続いたかどうかがわかります。
- Q2 202683/100
Buyers praised the lens for sharpness, fast autofocus, and great colors, noting it as a versatile favorite. One reviewer mentioned prior noise issues with a different lens.
- Sharpness and image quality are top-notch, with vivid colors.
- Autofocus is fast and reliable, even in video mode.
- Build quality is excellent, described as 'built like a tank.'
- Versatile 33mm focal length suits many shooting styles.
- Q3 202595/100
Buyers praise sharpness, build, and creative results; minor complaint about thin lens pouch.
- Exceptional sharpness, detail, and image quality for street and flower photography.
- Fast, quiet autofocus; reliable performance on X-T5 and X-T3 bodies.
- Versatile focal length good for night photography and creative composition.
- Included lens wrap offers little protection; better to buy a pouch separately.
- Q2 2024100/100
All three reviews praise the lens as 'perfect' and highlight fast shipping. No critical feedback noted.
- Lens rated as perfect or excellent (5 stars).
- Shipping speed consistently praised.
- Product described as 'Fujifilm prime perfection'.
- Overall satisfaction with no defects reported.
- Q1 202286/100
Buyers praise the lens for superb image quality, fast autofocus, and weather sealing. Some note defects and viewfinder obstruction on X-Pro cameras.
- Excellent image quality and sharpness, especially at f/1.4
- Fast and silent autofocus, quiet linear motor for video
- Large hood obscures X-Pro optical viewfinder, especially X-Pro3
- One reviewer received a defective unit; common Fuji quality issue
- Q4 2021100/100
All five reviews are highly positive, praising the lens for its sharpness, fast and silent autofocus, and excellent image quality. One reviewer notes a minor complaint about manual focus being too fast.
- Exceptional image quality, sharpness, and rendering
- Fast, silent, and accurate autofocus, a clear upgrade from older lenses
- Great bokeh, sunstars, and low-light performance
- Manual focus is too fast for fine-tuning, but otherwise a minor issue
日付のある顧客レビュー 48 件を暦四半期ごとに集計しています。期間別の分析は英語です。
実証データ
パフォーマンス
AF性能はデータベース内で98パーセンタイル、つまり現行のXマウントレンズの中でもトップクラスだ。リニアモーター駆動のおかげで、静止画はもちろん、動き回る被写体にもピタリと食いつく。音もほとんどしないから、静かな場所での撮影でも気兼ねなく使える。
光学性能も85パーセンタイルと、文句なしに優秀だ。絞り開放f/1.4から画面の中心はカミソリのような切れ味で、周辺部までそのシャープさが保たれている。色収差や歪曲はほとんど目立たず、フジのフィルムシミュレーションと組み合わせると、撮って出しのJPEGでも驚くほど立体感のある絵が得られる。
スペック
全スペック一覧
Optics
| Type | Prime |
| Focal Length Min | 33 |
| Focal Length Max | 33 |
| Elements | 15 |
| Groups | 10 |
| Aspherical Elements | 2 |
| ED Elements | 3 |
| Coating | Multi-Coated |
Aperture
| Max Aperture | f/16 |
| Min Aperture | f/1.4 |
| Constant | Yes |
| Diaphragm Blades | 9 |
Build
| Mount | Fujifilm X |
| Format | APS-C |
| Weather Sealed | Yes |
| Weight | 0.4 kg / 0.8 lbs |
| Filter Thread | 58 |
AF & Stabilization
| AF Type | Linear motor |
| Stabilization | No |
Focus
| Min Focus Distance | 300 |
| Max Magnification | 1:6.67 |
競合製品との比較
競合として真っ先に挙がるのは、シグマの16-300mm f/3.5-6.7 DC OSやタムロンの18-300mm f/3.5-6.3 Di III-A VC VXDといった高倍率ズームだ。これらは旅行や便利さでは圧倒的に勝るが、f/1.4の明るさと単焦点ならではの解像感では33mmに全く敵わない。用途が全く異なるレンズなので、画質か利便性か、どちらを取るかの選択になる。
もう一つの比較対象は、キヤノンのRF 28-70mm f/2.8 IS STMのような明るい標準ズームだ。ズームの柔軟性と手ブレ補正は動画撮影で大きなアドバンテージになる。しかし、f/2.8ではf/1.4の背景ボケや暗所性能には一歩及ばない。ボケの質と光量を最優先するなら、この33mmに分がある。
| Spec | Fujifilm XF 33mm f/1.4 R LM WR 33mm | Nikon NIKKOR Z 17-28mm f/2.8 | Tamron Di III 28-75mm f/2.8 VXD G2 | Sigma Contemporary 10-18mm f/2.8 DC DN | Panasonic Leica DG Vario-Elmarit H-ES12060 | Canon RF 28-70mm f/2.8 IS STM |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Focal Length | 33mm | 17-28mm | 28-75mm | 10-18mm | 12-60mm | 28-70mm |
| Max Aperture | f/16 | f/2.8 | f/2.8 | f/2.8 | f/2.8 | f/22 |
| Mount | Fujifilm X | Nikon Z | Sony E | Sony E | Micro Four Thirds | Canon RF |
| Stabilization | false | false | false | false | true | true |
| Weather Sealed | true | true | true | true | true | true |
| Weight (g) | 360 | 450 | 540 | 260 | 320 | 495 |
| AF Type | Linear motor | Stepping Motor | VXD | Autofocus | linear motor | STM |
| Lens Type | prime | zoom | zoom | zoom | zoom | zoom |
| Compare | Compare | Compare | Compare | Compare |
| 製品 | AF | Bokeh | Build | Macro | Optical | Aperture | User Sentiment | Versatility | ユーザー評価 | Stabilization |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Fujifilm XF 33mm f/1.4 R LM WR 33mm | 98 | 41.2 | 80 | 70.6 | 86 | 45.8 | 80.4 | 33.6 | 83.1 | 38 |
| Nikon NIKKOR Z 17-28mm f/2.8 Compare | 87 | 88.1 | 73.6 | 86.3 | 87 | 85.8 | 90.8 | 68.1 | 64.6 | 38 |
| Tamron Di III 28-75mm f/2.8 VXD G2 Compare | 54.6 | 88.1 | 67.2 | 87.3 | 87.8 | 85.8 | 80.4 | 78.2 | 83.1 | 38 |
| Sigma Contemporary 10-18mm f/2.8 DC DN Compare | 54.6 | 83.5 | 87.3 | 93.3 | 81.6 | 85.8 | 80.4 | 69.1 | 68.8 | 38 |
| Panasonic Leica DG Vario-Elmarit H-ES12060 Compare | 98 | 88.1 | 83.1 | 50.4 | 90.2 | 85.8 | 44.2 | 93.1 | 63.5 | 83.2 |
| Canon RF 28-70mm f/2.8 IS STM Compare | 87 | 25.9 | 70.2 | 80.4 | 85 | 22.6 | 98.1 | 77.2 | 87.9 | 98.5 |
価格
コストパフォーマンス
価格は販売店によって$949から$999の間で推移している。10万円前後の標準単焦点レンズは決して安くはない。しかし、このレンズが叩き出す光学性能とAF速度を考えると、その価格には納得感がある。同じような描写を求めるなら、他社のフルサイズ用50mm f/1.4と比べても、この価格帯は妥当なラインだ。
とはいえ、予算を抑えたいなら旧型のXF 35mm f/1.4 Rという選択肢もある。中古なら半額以下で手に入るし、あの独特な描写を好む声も根強い。ただ、AF速度と防塵防滴を重視するなら、この33mmに投資する価値は十分にある。
詳細情報
概要
フジの33mm f/1.4は、Xマウントユーザーが長年待ち望んでいた標準レンズの決定版だ。35mm換算で約50mm、人間の視野に近いこの画角は、スナップからポートレートまで何でもこなせる。先代の35mm f/1.4と比べると、すべてが現代的にブラッシュアップされている。オートフォーカスは静かで爆速になり、防塵防滴も備わった。
このレンズが本当に光るのは、絞り開放から得られる解像感だ。15枚10群の光学系には非球面レンズ2枚とEDレンズ3枚が投入されていて、隅々まで驚くほどシャープに写る。f/1.4の明るさは暗所での撮影や、背景をとろかすようなボケ表現に絶大な威力を発揮する。
ただ、このレンズは誰にでも向いているわけじゃない。重さは360gと、小型のXシリーズボディには少しフロントヘビーに感じるかもしれない。それでも、画質最優先で選ぶなら、これ以上の標準レンズはフジのラインアップには存在しない。
よくある質問
Q: 旧型のXF 35mm f/1.4 Rと比べて何が違うのですか?
最大の違いはAF性能と防塵防滴です。33mmはリニアモーターを搭載し、AF速度と静粛性が大幅に向上しています。また、防塵防滴構造を備えているため、悪天候下でも安心して使えます。描写傾向も変わり、旧型の柔らかい味付けに対し、33mmは絞り開放から非常にシャープでモダンな写りをします。
Q: このレンズは動画撮影に適していますか?
正直なところ、動画撮影がメインならあまりおすすめできません。手ブレ補正が非搭載なのに加え、フォーカスを動かした際に画角が変わるフォーカスブリージングが目立ちます。また、静かなシーンではAFの駆動音が内蔵マイクに拾われる可能性があります。動画重視なら、手ブレ補正付きのズームレンズを検討した方が良いでしょう。
Q: 最短撮影距離はどのくらいですか?
最短撮影距離は30cmで、最大撮影倍率は1:6.67です。テーブルフォトや花の接写には使えますが、本格的なマクロ撮影には向きません。小さな被写体にぐっと寄りたい場合は、専用のマクロレンズを検討してください。
Q: f/1.4の明るさは本当に必要ですか?
暗い場所での手持ち撮影や、背景を大きくぼかしたポートレートを撮りたいなら、f/1.4の価値は絶大です。ISO感度を上げずにシャッター速度を稼げるため、ノイズの少ないクリアな写真が得られます。ただし、日中に絞って使うことが多く、軽さを優先するなら、f/2シリーズの単焦点レンズで十分かもしれません。
おすすめできない人
動画をメインで撮る人や、ジンバルに載せて使いたい人は、このレンズは避けた方が無難だ。手ブレ補正がない上にフォーカスブリージングが目立つため、シネマティックな映像を撮るにはストレスが溜まる。代わりに、手ブレ補正が付いたXF 18-120mm f/4のようなシネレンズを検討するといい。
また、とにかく機材を軽くしたい旅行者にも向かない。360gの重さは、X-T30やX-E4のような小型ボディに付けると明らかにフロントヘビーで、首から下げていると疲れてくる。スナップや旅行がメインなら、パンケーキレンズのXF 27mm f/2.8 R WRの方がはるかに快適だ。
総評
このレンズは、画質に一切の妥協をしたくないXマウントユーザーのための一本だ。ポートレート、スナップ、風景と、50mm相当の画角がハマるシーンなら何でも最高の結果を出してくれる。特に、f/1.4開放での描写は中毒性があり、一度体験すると他の標準レンズに戻れなくなるかもしれない。
ただ、動画メインで使いたい人には正直おすすめしにくい。手ブレ補正がなく、フォーカスブリージングも目立つからだ。動画を重視するなら、同じくらいの価格帯で手ブレ補正付きのズームレンズを検討した方が幸せになれる。スチル中心で、とにかく最高の一枚を撮りたい。そんなストイックな写真家にこそ、このレンズは応えてくれる。